運転士が寝坊したらどうなるの?

基本的にバス運転士の朝は早い。

例えば、始発のバス停を6時に出発する場合、
車両点検と始発のバス停までの回送時間を
考慮した時間が出勤時間となる。

車両点検は事業者によるが大体30分ほど。
回送時間は路線によるので一概に言えないが、
車庫から始発のバス停まで1時間要する場合は
6時から1時間半(30分+1時間)さかのぼった
4時半が出勤時間となるわけだ。

ただ、自宅からの通勤時間も考えると
朝3時起床ということも珍しくない

ちなみに、バスのダイヤは分刻みなので
5時27分出勤など運転士の出勤時間も
分刻み
(単位は事業者により異なる)である。

さすがに今は慣れたが、
新人の頃は分刻みの出勤時間に慣れず、
何度も出勤時間の確認と通勤時間の計算をして
アラームをセットしていたものだ。

さて、私のようにスマホのアラーム機能だけで
目を覚ます人もいれば、
目覚まし時計を数個セットしている人もいる。

ここで気になるのが
「運転士が寝坊したらどうなるの?」
と言う点であろう。

しかし、実際のところはほとんど心配ない。

と言うのも事業者もリスクは承知しているので
朝の勤務に関しては様々な”保険”をかけている。

例えば、点呼者を複数名配置し
欠員時は代わりに乗務する
と言う感じである。

この他、運転士のシフトに”予備”を入れておき、
待機の運転士を出勤させておく方法もある。

また、社宅や寮を有している事業者であれば、
点呼場から直電で呼び出す
方法もある。

(呼び出された側はたまったものではないが…)

このように運行に影響がでないよう
事業者は様々な保険をかけているわけだ。

無論、遅刻してしまった運転士は
「報告書」や「下車勤務」など
ペナルティを受ける場合もある
ので
遅刻の頻度は少ないのが実情である。

プロフィール

長年勤めたウェディング業界から路線バス運転士に転職したアラフォーの「こーくん」。メルマガのバックナンバーを公開しています。
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